食の安全・安心のための第一歩は、

どこにどのようなリスクがあるかを認識し、計画的に改善すること。

  現状を事実に基づいて確認・分析し、時には色んな分野の専門家の支援を仰ぎつつ、現状に照らした改善策を現場の皆さんの実情、お考えなどを踏まえて調整しつつ組み立てる必要があります。

改善策実施後は常に実施状況を確認し、対策は自社の製造の仕組みに適切だったかの有効性の確認を行い、更に見直しを行い、当初の目標に近づけるフォローアップを行うことになります。


➀現状の施設、仕組みの調査

 

・目視調査、問題点と改善策レポート

 規格への適合等

・細菌/理化学検査(外部委託)

 汚染指標菌、食中毒菌、落下真菌

 過酸化物価、賞味期限

・現行のマニュアル・記録類の文書化状況

②課題の抽出、対策立案

 

・施設(建屋の構造、給排水、周辺環境ほか)

・組織(方針管理、品質管理担当ほか)

・運営方法

  プロジェクトチームや委員会、文書化方法

  の改善

③対策の現場実践と調整、

 後、フォローアップ

 

・既存行動ルールの改善、文書化

・再発防止策の実施状況、有効性確認