HACCPはvalidationとverificationで

2020コーデックス改訂では、HACCPの考え方のうち原則3と原則6について「妥当性の確認」等により確実に行うことが示されました。 

①先ず加工前に管理手段の「妥当性の確認」として、その管理手段が目標を達成できること(適正な管理基準の設定)を示す権威ある情報源、指針、データを入手し加工手順を組み立てます。

②次いで加工プロセスにおいては、CCPが確実に行われることを確実にする幾つかにPRPで監視観察「モニタリング」します。

③加工後においては、HACCPプランの管理手段が「妥当性を確認」した通り目標を達成できていることを「検証」し、そのエビデンスを残すこととしています。

  検証によりHACCPの仕組みが効果的に機能していないなら、HACCPプランのハザードコントロールについて見直ししなければならないことになります。