異物の大きさに関するFDAコメント

  普段、私達は、数ミリ単位の微小な金属片からそれ以上の大きな金属片まで検出できる金属探知機で検査し、金属異物の混入を防止しています。数ミリ以上の金属片は全て排除する手順が確立しているといえます。

 米国食品医薬品局(FDA)は、2005年5月に「硬い物や鋭利な異物を含む食品に関する論評」で多くの事例を調査したところ、7mm以下の異物については外傷、重症を引き起こすことはめったにないとの調査結果が出たとのコメントを発表しています。

 私達は、より微細な金属異物を検出できるよう、検査装置の精度に注目しがちですが、小さい異物が健康被害の恐れが少ないとのコメントは少し意外に感じますね。